Photography by Hana Yoshino
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どうしようもないこと
憂鬱に身を任せて、たまには不幸に酔ってみること 紅茶を淹れて午後を軽い頭痛と共に過ごすこと 号泣した喫茶店にまだ行けないこと 多分もう行くことはないこと 中国のタバコ
愛だけ
ここにあるのは愛だけ
部屋を掃除した雨の土曜日
優しくするって簡単なようで難しいよね
20180817
ピアノも英会話もバレーボールもマネージャーも、こんな日が続きますようにと祈ったことも
私は何かを続けることができない
20180812
結ぶ希望で、結希 名前を褒めてくれる人は少ないから、名前を呼ばれるたびに思い出す
ずっとみかた 彼女が選ぶ文字は決まってひらがなで、それは柔らかくて暖かだった
私たちが当たり前のように年を重ねてゆくのに、19歳で生きることをやめてしまった彼女のことを考えていると、ああ、これが遣る瀬無いという感情なのか、と思う
先月、彼女の母親から手紙が届いた 綺麗な大人の字がつらつらと並んでいた そこには、ありがとうという言葉とお寺の名前が書いてあった
向こうでも元気でやっているのかな
私は、君をずっとずっと大好きできっといつまでも忘れないんだろうね
彼女が亡くなったあの夜、そのあとすぐのSNSは見れたものじゃなかった 人が亡くなってもなお、承認欲求を満たそうとする人間を見て、(比喩ではなく)吐き気を催した 大好きな人を装飾品のように扱うな 彼女を使って何人の人が自分を良く見せるため・飾り立てるために消費したのかな
つまらないことをぐるぐると考えている 叶わなかった願いと、約束
20180708
七夕も終わり、2018年は2019年に向かって駆け抜けている めくるめく日々というには少し、ドラマチックな要素が足りない私の人生 生まれて初めて大きな地震を体験し、土砂降りの雨は三日間ほど降り続いた あれもこれも欲張って、かき集めてしまう 足りないものが多いけれど、必要なものが何なのか、わからない 駆け足で たくさんの人やたくさんの物、たくさんの時間の間を通り抜けた程度で、わたしは、わたしという人間をつくるたくさんの要素を、わたしの中に取り込んでしまった気でいる わたしって何だろう らちの開かない、考えても仕方のないことをただ、ぼんやり考える時間が大切 大切と思えることに耳をすませて、守っていきたい 忘れないように
20180522
5日前、私は形式上大人になった。お酒もタバコも合法になって、夜遅くに街を出歩いても、咎める人は誰も居ない。外見や数字ばかりが大きく、派手になって、私の心はいつまでたっても裸のまま。本当は誰の中にも居なかった。私は私の皮を被った空洞。見えているようで見えていなかった。私は、結局誰の私でもなく、ただ、在るだけの塊。

